吉見宏『
ケースブック監査論』(新世社)
会計や経理の辺りを仕事にしていても、会計士でもない限り監査論なんて本として読む必要性など感じないでしょうし、そもそも何ソレって感じでしょうが、、、ええっとですね、ケースブックの名の通り色々な事例を踏まえた上での監査論なのですが、その事例というのが、過去の経済事件なんですね。で、雅叙園なんかもチャント入ってて、個人的にはツボでした。
多分学生向けの本のようでワリと手軽に読めますので是非。
高橋篤史『
粉飾の論理』(東洋経済新報社)
とにかく読んで。
読売新聞社会部『
会長はなぜ自殺したか』(新潮文庫)
新左翼系雑誌『現代の眼』版元の現代評論社のオーナーであり、また同時に政界のフィクサー児玉誉士夫と近い関係にある総会屋として財界に隠然と影響力を誇っていた木島力也、、、彼の死後、その後継を自認し第一勧銀から巨額の不正融資を引っ張り出し、4大証券の大株主となり、役員の解任権をチラつかせた上で利益供与を受けるなど巧みに食い込んでいった小池隆一、、、そして彼らのような存在を許してしまった企業側の体質、、、非常に興味深い一冊です。
東京タイムズ取材班『
兜町を牛耳る闇の紳士たち―崩れる株神話』(ベストブック)
1990年の本で、第一不動産、秀和、ビデオセラー等々の懐かしいプレーヤーが出てきます。伏字が少なく、加藤氏、小谷氏関連も周辺人物の実名や使っていた法人名が出てきますので資料本に良さそうですよ。
中原悦子『
麻生正紀の誰も知らない上毛革命』(旭屋出版)
予備知識ナシで読むと只の駄本ですが、アーバンコーポレイションの房園氏や船井財産コンサルタンツの平林氏がどういうところで出てくるかとか、ここ数年の上毛の株主構成と属性を予め頭に入れておいたりすると、とてもユカイに読めます。